はじめに
法政大学小金井キャンパス精密分析室は、法政大学理工系の教育研究活動のうち、各種物質・材料等の教育研究に必要となる、学部間にまたがる共通性の高い精密分析装置の設置及び維持管理を行い、教職員、大学院学生及び学部学生の共同利用施設として教育研究活動の活性化を図ることを目的として設置された学内の共同利用施設です。
利用する場合は利用案内に記載された事項に従って利用してください。 学生・大学院生・PDにおきましては、指導教員の許可を得た後に、ご利用ください。
主要装置・設備 ご利用方法
装置・設備 | 機種 | 基本利用時間 | 利用者登録 | 講習会 | 予約 | データ転送 | 利用記録 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
核磁気共鳴分光法 NMR | AVANCE Ⅲ | 月・水・金 9:00~15:00 | 年度はじめ | ご相談 | 不要 | 転送用PC⇒クラウド | 記録紙 |
透過電子顕微鏡 TEM | JEM-2100F HT7800 | 月~金 9:00~17:00 | 現在、新規ユーザー を停止しています | 予約サイト | 転送用PC⇒クラウド | 記録紙 | |
走査電子顕微鏡 SEM | SU8020 Regulus8220 | 月~金 9:00~17:00 土 9:00~12:00 | 年度はじめ | 打合せ票 で申込 | 予約サイト | USBメモリ⇒iPad⇒クラウド | PC入力 |
X線光電子分光法 XPS | ESCA5600 | 月~金 9:00~17:00 土 9:00~12:00 | 年度はじめ | 打合せ票 で申込 | 予約サイト | USBメモリ⇒iPad⇒クラウド | PC入力 |
オージェ電子分光分析法 AES | SAM650 | 月~金 9:00~17:00 土 9:00~12:00 | 個別に、ご相談ください | ログノート | |||
フーリエ変換赤外分光分析法 FT-IR | iS50 | 個別に、ご相談ください | |||||
液体窒素発生器 | EMP-07A | 室員滞在時 | 個別に、ご相談ください | 記録紙 | |||
導電膜 成膜装置 | MC1000(Pt,C) Neoc-STB/ST(Os) | 月~金 9:00~17:00 土 9:00~12:00 | SEMの付帯設備 | ||||
イオンスライサー™ ほか、研磨装置 | EM-09100IS | 月~金 9:00~17:00 | TEMの付帯設備 |
ご相談
上記装置に関する技術相談は随時受け付けております。新たに利用を検討している方、測定技術や解析に関する質問がある方は、お気軽にお越しください。
相談内容: 上記機器分析についての
基本的あるいは一般的な知識、
情報、注意事項、
具体的な試料についての分析方法、
上記機器の性能、使用方法 等
規則および注意
利用者希望者は、以下の利用規則および注意事項を守って装置を利用してください。
- 利用希望者は、すでに十分な使用経験を有する者を除き、必ず装置管理者による利用者講習を受講して下さい。講習は、必要に応じ随時開催します。
- 装置を使用する際は、装置管理者に声をかけてから行い、特に装置の使用方法に慣れていない場合や不安があるときは、装置管理者立ち会いのもと行って下さい。
- いずれの装置についても、装置管理者の不在時に不明な点や装置に異常が認められる場合には、直ちに実験を中止し、装置管理者にお知らせ下さい。
- 装置によっては、学生実験等で使用している時間帯があります。詳細は装置管理者にご確認ください。
- 装置によっては、予約が必要です。予約方法は装置毎に異なります。詳細は装置管理者にご確認ください。
- 装置付属PCがウイルス感染を引き起こさないようにご注意下さい。USB メモリーでの取り出しが許可されている装置では、備え付けのものを使ってください。室外への持ち出しは禁止です。
- 測定終了時は、次のユーザーに引き継ぐ前に、必ず簡易マニュアルに記載の停止処理を行った上で、使用記録を記入して下さい。データ等ファイルは各自の責任でバックアップを取ってください。
- 利用者は、測定終了後は必ず装置周辺の片付け・清掃を行い、退室して下さい。
- 精密分析室内での飲食、オンライン授業の受講は禁止します。
- 上記の規則を守れない場合は利用を禁止する場合がありますのでご注意ください。
利用者に関するガイドライン
(2021年1月24日 精密分析室運営委員会承認ガイドラインより)
下記の法政大学構成員(A)については、利用案内に従い利用可能です。
- 理工系専任教員
- 理工系学部生・大学院生
- 理工系職員(技術嘱託等含む)
※法政大の教育・研究に関わる範囲で利用可能 - 理工系以外の専任教員・学生・職員
※別途所定の申請書に記入・提出が必要
上記に該当しない以下の法政大学構成員(B)については,本ガイドラインに記載の条件に限り特別に利用(特別利用)を認めるものとする.
- 兼任講師
- 本学研究所等に所属し,本務を別にもつ研究員
【構成員(B)の特別利用条件】
- 法政大学理工系専任教員との共同研究に関する利用に限定する。
(本務に対する利益供与などのコンプライアンス違反は厳禁) - 理工系(生命科学部・理工学部)専任教員による申請を年度毎に行うこと。
- 上記申請について、精密分析室運営委員会による承認を受けること。
- 当該装置利用に必要な消耗品等については、
上記申請を行った専任教員が責任をもって準備・対応すること - 各装置管理者の対応可能時間帯(原則,平日 9:00~17:00)のみ利用すること。
- 本人のみの利用に限定する。
(作業補助等を含め、本学以外の構成員の利用は厳禁) - 法政大学構成員(A)の研究・教育に支障をきたさない範囲でのみ利用可能。
なお,上記の利用条件に反すると判断された場合は、年度途中であっても特別利用の承認を取り消す.また装置の利用頻度等によっては許可できない場合があります。