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NMRの利用について


NMR Users Guide


持ち込み禁止物品

 NMR測定時は携帯電話の電源は必ず切ってください。電話の着信・発信時の電波によって、磁場が乱れ、測定に支障をきたします。また、クリップ・スパチュラ・ピンセット・シャープペン等の先端が小さくとがった金属片を含む器具は、大変危険ですので超伝導マグネット近くには決して持ち込まないで下さい。
 超伝導マグネットに近づく際、クレジットカード等の磁気カード・時計・携帯電話等は故障する可能性がありますので、必ず身元から取り出して下さい。
心臓ペースメーカーを装着している方は非常に危険ですので近づかないで下さい。

利用時間

 管理者の勤務時間は下記の通りとなっております。利用時間は原則として下記の通りとします。
       月・水・金 9:00〜15:00 
ただし、十分な利用経験を有する者は上記以外の利用を許可する場合があります。詳細については直接管理者までお問い合わせ下さい。一人の連続測定時間は原則として30分までとします。(適切な濃度の試料を用い、室温における通常の測定であれば、初心者でも30分以内に終了します)
 測定時間が30分以上になるような特殊な実験を行う場合や、終夜測定を希望する場合は、必ず事前に管理者まで連絡して下さい。

測定方法

 基本的な測定は1H(プロトン)−及び13C(カーボン)−NMRスペクトル測定とします。
これ以外の測定を希望する場合は、事前に管理者まで連絡してください。
サンプルチューブ(サンプル管)は、400MHzのNMRを測定するための回転精度を持つものを使用してください。
 破損したチューブ(サンプル管)・スピナーの内径に合わないものは、絶対に使用しないで下さい。

 

NMR測定使用者管理簿

利用者は、NMR測定使用者管理簿に測定日・学科名・研究室名・使用者氏名・サンプル名・測定条件(観測核/溶媒/温度)等を必ず記入して下さい。なお、利用にはあらかじめ利用登録をして頂く必要があります、詳しくは担当者にお問い合わせ下さい。

トラブル

 測定時にトラブルがあったときは、直ちに管理者まで連絡して下さい。万が一、超伝導マグネットのクエンチ等の不具合が発生した時は、直ちに精密分析室に居る他の人に知らせ、急いで室外に避難して下さい。急激なヘリウムの気化により、窒息の危険があります。

保守・点検について

 定期保守点検の際は終日、年2回行う、液体ヘリウムの充填中及び充填後約1時間は磁場が安定しない為、正確な測定ができない可能性がありますので利用が出来ません。詳細な日程が決まりましたら精密分析室HP等に掲示します。

その他

 室内での飲食は禁止します。
上記のことを守れない者は利用を禁止する場合がありますので、十分注意して下さい
 

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